空論上の砂、楼閣上の机。

The Castle of Indolence

「かしら」

良い本でした。特に第1章で自分の考えていたことと一致した見解が示されていたのでホッとしました(ジェンダー論側からの裏付けが取れて安堵しています)。

ところで「かしら」が女性言葉の例として挙げられていますが、この手の話を聞くたびにいつも思うのは「ドラえもんやのび太が結構使っているんだけど、あれは何故だろう?」ということです。

www.j-cast.com

日国の「かしらん」を引いてみると:

[語誌] (1)「かしらぬ」のうち「知らぬ」の語義が希薄になり江戸時代前期に疑問の意味を表わすようになった。相手に直接質問するのではなく、自分が知らないということを表わすことに中心があり、相手が答えられないことを聞いたり、話し手限りの発話で、疑いだけを表わしたりすることができた。
(2)明治時代に入ってから語形は「かしらん」、さらに「かしら」へと移行し、現代に至った。現代ではどちらかといえば女性らしい言い回しとなっている。

やっぱり、1960年代ぐらいで移行が起きているんでしょうか?

追記. 東京出身の友人は「男女関係なく使うよ」と述べていました。