空論上の砂、楼閣上の机。

The Castle of Indolence

TeX の環境構築をやめて HackMD と Overleaf に完全移行した

背景

実は二ヶ月ほど前に MacBook Pro (13-­inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports) の13 インチ MacBook Pro ディスプレイバックライト修理プログラム - Apple サポートMacBook、MacBook Air、MacBook Pro キーボード修理プログラム - Apple サポートに出してきたのですが、せっかくだからこれを機にクリーンインストールしようと中身をすべてクラウドに逃して修理に出しました。

HackMD

なんと中身は特に変わらず返ってきたのですが、準備はした以上一度全部リセットしてTeX の環境ももう一度……と思いはしたものの HackMD などで十分事足りるのでなかなか使う機会がありません。

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HackMD の例

HackMD は(あの規格のバラバラさで有名な!)Markdown の中でも割と使いやすい部類に入っており、LaTeX の命令に関しては思いつくものは大体使える感じがします。ちょっとセキュリティ面が心配ですが、まあ数学ノートぐらいなら大丈夫でしょう。

Overleaf

とはいえど、これだと iPhone などの画面幅が狭い媒体で見るときに少し困る上に、印刷しようにも少し手間が必要ですから、どうしようと考えあぐねているとOverleaf v2 で日本語を使用する方法 - TeX Alchemist Onlineという記事を見つけ、見事に Overleaf が今の時代に最適であることを理解しました。

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Overleaf の例

上の記事には色々な方法が書いてあって詳しいのですが、個人的に一番使いやすかった設定を率直に書いておくのも有益だと感じたので記しておきます。

設定方法

  • MenuCompileXeLaTeX に変えてください。
  • 自分は基本的に(ver.1.1) ぼくのかんがえたさいきょうのTeX環境 - 空論上の砂、楼閣上の机。に従っているのですが、LuaLaTeX だけの設定を変えたり Noto CJK JP フォントにするための設定を書いていたり subfiles 用の色々を足していたりします。
  • コンパイルする文書を変えるときには MenuMain document を変えてください。
  • 分割するほど大きい文書を作らない場合はわざわざそうせずに \subfile{...} を消し去り直に書いていってください。
  • 18行目の texilikecover を使うほど仰々しい文書ではないならばこれを消してください。