空論上の砂、楼閣上の机。

The Castle of Indolence

enumerate環境で通し番号をつける

TeXでenumerate環境を使う際、(1)(2)(3)...と続いた途中でenumerate環境を中断し文章を加えた後にもとの箇条書きに戻りたい場合がある。日本語のサイトでは十中八九「\setcounterを使って番号を作り直せ」などと書いてあるのだが、こういうグロテスクなことを平気で言いのける感性がよくわからない。英語で調べたら enumitem を読み込んで resume オプションをつければよいと書いてあった。非常に便利である。たとえば次のようにすればよい。

\usepackage{enumitem}

集合$X$の部分集合族$\mathcal{B}$\textbf{有限加法族} (finitely additive class) であるとは, 以下の条件が成り立つことをいう.
\begin{enumerate}
\item $\varnothing\in\mathcal{B}$.
\item $E\in\mathcal{B}$ならば$E^\complement\in\mathcal{B}$.
\item $E,F\in\mathcal{B}$ならば$E\cup F\in\mathcal{B}$. \label{sigma-cup}
\end{enumerate}
さらに (\ref{sigma-cup}) を強めた条件
\begin{enumerate}[resume]
\item $E_n\in\mathcal{B}\,(n\in\mathbb{N})$ならば$\displaystyle\bigcup_{n=1}^{\infty} E_n\in\mathcal{B}$.
\end{enumerate}
が成り立つとき, $\mathcal{B}$\textbf{$\bm{\sigma}$加法族}という.

f:id:all_for_nothing:20190818171446p:plain