空論上の砂、楼閣上の机。

The Castle of Indolence

日本語

「清-少納言」: そこで区切るの!?

語源を正しく楽しむためのジョークとして、色々と例を蒐集してみました。他にも例があったら是非コメントしてください。 表面に現れる「・」ではなく隠れていてもよい「-」にしたのは、表記法はあくまでも個人や時代の問題にすぎないからです。 フランス語の…

イエス・キリストのよう{に/な}

今年の四月に樺沢紫苑『ストレスフリー大全』を読んでいたらこんな一文があったのを思い出しました。 「ギバーになろう!」「見返りを求めずに人に与えなさい」と言っても、イエス・キリストのように完全な「自己犠牲」は私たち凡人には無理なのです。 実は…

やっぱり? やっぱし?

日本語同好会で次の質問が投稿されていました。 思っきしってどこの方言? 明白な事実は元の形が複合動詞「思い切り」だということです。これが「思いっき{り/し}」「思っき{り/し}」に変化するわけですが、ではなぜ「い」だけが削除された「思き{り/し}」が…

「かしら」

はじめてのジェンダー論 有斐閣ストゥディア作者:加藤秀一有斐閣Amazon 良い本でした。特に第1章で自分の考えていたことと一致した見解が示されていたのでホッとしました(ジェンダー論側からの裏付けが取れて安堵しています)。 ところで「かしら」が女性言…

相対名辞

少し前にある後輩が「他人の家族に対して『父と娘の関係』ということがあるが、これはどこからの視点なんだろうと思うことがある(単に第三者だろと言われたらそうなんだけど)」と述べていたのですが、実は私も十数年前から全く同じ疑問を抱いていたのでラ…

くだらない民間語源

最近まで知らなかったのですが、「くだらない」という語には二つの民間語源が存在しているようです。 一つ目は「百済に無い」というくだらないトンチですが、意外と信じている人が多いようです。これが間違っていることは「くだらぬ」という活用が存在するこ…

「偉いのでXした」構文

世の中にはオタク構文なるものが絶えず生成されていますが、その中でもあまり脚光を浴びていないのに知らず知らずのうちに影響力を持っていると筆者が考えるものとして「偉いのでXした」という構文があります。実例としてはTwitterを見るしかなく、2020年11…